リンゴの繊維質がワキガに効く
ワキガのニオイ発生のメカニズムは、さまざまな研究を通して次第に解明されてきました。なかでも、体内の脂質の代謝に関係するタンパク質の一種である、アポタンパクの生成を抑えれば、ワキガを防ぐことができる、との報告は、大きな注目を集めました。
そして、このアポタンパクを減らすのに効果があるとされているのが、日ごろからよく口にしているリンゴに含まれる繊維質です。そこで、ワキガを改善したい人には、「すりリンゴ湿布」をおすすめします。
方法 すりリンゴ湿布
すりリンゴ湿布を、ワキに5分くらいはさみます。寝る前の実施をおすすめします。湿布をしたあとは、そのまま洗い流さずに就寝してください。
【すりリンゴ湿布の作り方】
●用意するもの
リンゴ
おろし金
ガーゼ
ハンカチ
①リンゴを適量すりおろす。
②ガーゼなどで①を絞る。
③絞りかすをハンカチなどの布に包む。
必要な量だけ作ろう
すりリンゴは、すぐに酸化して傷んでしまうので、保存はできません。その都度、必要な量だけリンゴをすりおろして、湿布を作るようにしましょう。
大切なのは、客観的なニオイチェック
ワキガに限らず体臭全般は、対策をすれば「万事解決!」とはいきません。自分のニオイは、自分ではわかりにくいもの。対策を施しても、実は周りの人にはまだニオっていた、なんてこともよくあるのです。そうならないようにするためには、普段から客観的なニオイチェックをすることが大切です。