足のニオイが気になって、外出先などで靴を脱ぐときに緊張してしまったり、飲食店がお座敷だと憂鬱になってしまったりする。そんな思いをしたことはありませんか。そうならないためにも、今回は特に女性に実践してほしい、足のニオイケアの7つのポイントを紹介します。
①制汗をしよう
スプレーやクリームなどの制汗剤を、足の裏や指の間に塗りましょう。塗った後は、靴をはくまでにきちんと乾かしておきましょう。また、靴の内側に防水スプレーを噴射しておくと、足の汗が靴にしみ込みにくくなり、靴の湿気を防ぐことができます。
②ムレを防止しよう
足のニオイの最大の原因は、足自体や靴の中がムレることです。自宅にいるときはなるべく素足で過ごすように心がけましょう。外出するときは、素足ではなく、ストッキングや靴下をはいて靴を着用するようにしましょう。また、一日に何度か靴を脱いでムレを防ぐようにするといいでしょう。
③足の消臭をしよう
消臭剤はスプレータイプがほとんどですが、ストッキングの上からでも汗をふきとることができるシートもあります。靴を脱ぐとき、あるいはニオイに気づいたときに、消臭スプレーを噴きかけたり、消臭シートで汗を拭きとったりしましょう。
④インナーソールで吸汗しよう
吸汗性のあるインナー(中敷き)を靴に入れると、足のムレを軽減できます。インナーはスペアをいくつか用意し、使用後は取り出して乾燥させましょう。
⑤靴の消臭・防臭をしよう
脱いだ靴は、スプレータイプの抗菌剤、消臭剤などを噴射して乾燥させましょう。一日中はいていた靴には乾燥剤を入れて陰干しし、できれば2日間は休ませたいものです。また、銅の消臭効果を利用して、10円玉をひとつずつ入れておくと、靴のニオイが除去できます。また、使用済みの使い捨てカイロや、お菓子の乾燥剤などにも除湿効果があるので、靴に入れて再利用することができます。
⑥靴箱で吸汗しよう
靴箱には新聞紙などを敷き、靴が吸った汗を吸収しやすくしましょう。コーヒーを入れた後のカスは、紙フィルターごと乾燥させて靴箱に入れておくと、靴のニオイを消してくれます。
⑦はき心地のいい靴を選ぼう
靴を選ぶときは、デザインだけでなく、通気性や柔軟性などのはき心地のよさも考慮しましょう。サイズは、キツすぎても大きすぎても、足が緊張して汗をかきやすくなります。特に、ヒールの高いものや厚底のものは歩きにくいため、汗をかきやすくなります。また、かかとが高いと歩くのに力が入り、かかとの角質が硬くなってしまいます。硬い角質が蒸れると、雑菌が繁殖しニオイの原因になってしまうので注意しましょう。
客観的なニオイチェックも忘れずに!
以上が女性に実践していただきたい、足のニオイケアのための7つのポイントです。どれも簡単にできるものですが、対策をすれば「すべて解決!」とはいきません。自分のニオイは、自分ではわかりにくいもの。自分ではもうニオっていないと思っていても、周りの人にはまだニオっていた、なんてこともありうるのです。そうならないためにも、普段から自分のニオイを客観的にチェックするようにしましょう。