KONICA MINOLTA

Kunkun body(クンクン ボディ)

Column 05

3大体臭

DATE : 2017.12.27

そもそも加齢臭ってなに!?
加齢臭について知ろう。

加齢臭の原因成分「ノネナール」

某化粧品メーカーが、中高年特有の体臭の元となる物質「ノネナール」と、そのニオイの発生の仕組みを発見しました。20代から70代の男女約20人に同じポロシャツを三晩パジャマ代わりに着てもらい、そこから出るニオイ成分を分析した結果、20代、30代にはまったくなく、40代の中年期から目立ち始めるニオイ「加齢臭」が、ノネナールというアルデヒドであることを突き止めたのです。

このノネナールの発生の仕組みを簡単に説明しましょう。体には、皮膚のうるおいを保つ皮脂を分泌する皮脂腺があります。中高年の皮脂には「9-ヘキサデセン酸」と呼ばれる脂肪酸が増加します。同時に過酸化脂質も増加します。皮脂がこの過酸化脂質と出合うことにより、脂肪酸が連鎖的に酸化分解され、さまざまな低級脂肪酸などのニオイ物質になります。そのひとつがノネナールなのです。

ニオイ対策の新しい可能性を示した、過酸化脂質の酸化ルートの発見

ノネナール発生の仕組みを発見したことで重要なことは、過酸化脂質の酸化作用がニオイの発生に関わっていることを初めて示した点です。従来体臭は、ニオイの元となる物質が皮膚表面で常在菌によって分解される経路が中心だと思われていました。この経路をシャットアウトする消臭法では、常在菌を減らすこと、つまり殺菌が必要です。

ところが、皮膚に住みついている常在菌は、私たちの体には必要な菌なのです。仮にこれらの菌がなくなると、もっと強い雑菌が繁殖したり、カビが増殖して不都合が生じます。つまり体臭を抑えるために常在菌を抑制すると、他の雑菌が増加して、その雑菌がニオイ物質を分解し、よりいっそう体臭が強くなるというジレンマに陥るのです。

体臭の発生における「過酸化脂質の酸化」ルートの発見は、脂肪酸の酸化分解を防ぐことで、皮膚表面の細菌叢のバランスを乱すことなくニオイを抑制することができる点で、画期的なのです。

実年齢より体の老化が進むと、加齢臭は強くなる

さて、ここで注目すべきことがあります。それは、ノネナールの生成における「過酸化脂質」の関与です。この過酸化脂質は、不安定で他の分子と反応しやすいフリーラジカルという物質が、脂質と反応し酸化させることによって生じることが多いのです。このフリーラジカルは、「老化」が進むことで増加します。つまり、加齢臭の強い人とは、年齢より体が老化している人なのです。

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