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Kunkun body(クンクン ボディ)

ニオイ ACADEMY

ニオイの基礎知識

体臭が発生するメカニズムや体臭の種類、
ニオイを感じる仕組みなど、
ニオイに関する基礎知識をご紹介します。

SOURCE

体臭を発生させる3つの原因

皮膚の構造

皮脂腺が原因のニオイ

体には、皮膚のうるおいを保つための皮脂を分泌する皮脂腺があります。皮脂腺から分泌された油脂成分やそれに溶け込んでいる弱いニオイ発生物質が、皮膚表面で分解されると脂肪酸ができます。その脂肪酸が空気に触れ酸化することによって、ニオイが発生します。

エクリン腺が原因のニオイ

エクリン腺は、体全体に分布する汗腺のひとつです。体温と水分の調節をするための汗は、エクリン腺から出るものです。塩分が多いこともあり、細菌の繁殖もあまり見られず、汗自体はほとんどニオいません。しかし、この汗を放置すると、汗の中の細菌が繁殖し、ニオイが発生してしまいます。

アポクリン腺が原因のニオイ

アポクリン腺は、わきの下、へその周り、性器、肛門の周辺など、体の一部だけに分布する汗腺です。アポクリン腺から出る汗には、各種のたんぱく質や脂肪などのニオイになりやすい成分が多く含まれています。またアポクリン汗は、やや粘りがあり、塩分をほとんど含まないので、細菌が繁殖しやすく、これが発酵するときにニオイが発生します。

THE TOP3 ODOR

3大体臭

体臭には、「汗臭」「ミドル脂臭」「加齢臭」と呼ばれる
3 大体臭があります。

汗臭

汗臭は酸っぱいニオイが特徴で、新陳代謝が活発な20 代のころにピークを迎えるニオイです。
皮膚表面上に付着しているアカや皮脂(アブラ)・ホコリ・フケ・表皮の脱落した角質などが、
エクリン汗と混じり合うと、皮膚上の細菌が増殖します。
その細菌によって分解・酸化が行われることで汗臭は発生します。
さらに、汗そのものの中にアンモニアが含まれているものもあります。

ミドル脂臭

ミドル脂臭は、使い古した油のようなニオイで、
女性が嗅ぐと胸がムカムカするほどの不快感を覚えるという特徴があり、
30 ~ 40 代の比較的若い世代に発生しやすいニオイです。
エクリン汗に含まれる乳酸が、皮膚上の菌によって分解されることでジアセチルが生じます。
そのジアセチルに、皮脂腺から出る中鎖脂肪酸のニオイが合わさることでミドル脂臭は発生します。

加齢臭

40 代の中年期から目立ち始める中高年特有のニオイです。
体には、皮膚のうるおいを保つための皮脂を分泌する皮脂腺があります。
年齢を重ねると、皮脂腺の中にある脂肪酸(パルミトオレイン酸)と過酸化脂質が増えます。
この過酸化脂質と皮脂が結合することによって、脂肪酸が分解・酸化され、
加齢臭の原因成分であるノネナールが発生します。

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ニオイの主な発生場所と原因

頭のニオイの種類は2 つあります。
ひとつは、頭の皮脂に細菌が繁殖することで発生するニオイです。フケは細菌にとって格好の栄養分です。そのため、フケが多い人は、細菌が繁殖しやすく、頭皮のニオイが強くなる可能性があります。
もうひとつが、髪が周囲のニオイを吸着・濃縮して発しているニオイです。髪には周囲のニオイを吸着するという性質があるため、髪に外からのニオイ物質が付着すると、ニオイを発してしまいます。

外耳炎や中耳炎といった病気により、耳からニオイがすることがあります。耳から普段と違うニオイがするようなら、すぐに耳鼻科の先生に診てもらいましょう。
また、耳アカがたまりすぎた時にもニオイは出ます。耳は清潔にすべきですが、耳の掃除のしすぎによる外耳炎が増加しているため、注意が必要です。

蓄膿症になると、膿汁のために強いニオイを発します。しかし、鼻に炎症がある場合は、嗅覚が減退するため本人は嫌なニオイを感じない場合もあります。また蓄膿症になると、鼻が詰まって口呼吸することが多くなるため、唾液だえきが乾き、口内の自浄作用が低下し、くちのニオイが強くなることがあります。

くちのニオイは、細菌が食べカスなどを分解、発酵することで発生します。虫歯になると、歯の穴に食べカスなどがつまりやすくなるので、ニオイが発生しやすくなります。
こうした細菌によるニオイを抑えてくれているのが、唾液です。唾液には、殺菌作用のあるリゾチームという酵素が含まれています。リゾチームの殺菌力が雑菌の繁殖を抑制し、くちのニオイを防いでいます。そのため、唾液の分泌量が少なくなる、起床時や空腹時、食欲不振時、長時間神経が緊張している時、あるいは生理の時などは、くちのニオイに注意が必要です。

ワキ

ワキの下には、アポクリン腺と呼ばれる分泌腺が集まっています。アポクリン腺から出る汗には、各種のたんぱく質や脂肪などのニオイになりやすい成分が多く含まれています。またアポクリン汗は、やや粘りがあり、塩分をほとんど含まないので、細菌が繁殖しやすく、その発酵臭が独特なニオイのワキガ臭となります。アポクリン汗が、皮脂腺から分泌される脂と混ざり、さらに細菌が繁殖するようになると、より強烈なニオイを放つようになります。

生殖器

生殖器周辺にもアポクリン腺があります。生殖器の周りにあるアポクリン腺が原因で発生するニオイをスソワキガと言います。
女性の場合、カビの一種であるカンジダによる膣炎や、トリコモナスという原虫による膣炎によって、悪臭が発生する場合があります。
また、生理時にもニオイが出ます。悪臭とは限りませんが、女性にとっては気になるニオイです。

足にかいた汗が、細菌によって分解され脂肪酸となることで、ニオイが発生します。また、新陳代謝や摩擦などではがれ落ちた皮膚を栄養分として、ますます繁殖した細菌が、皮脂腺から出る分泌物と混ざることで、さらにニオイが強くなります。

MECHANISM

ニオイを感じる仕組み

人が息を吸うと、空気と一緒にニオイの分子が鼻に入り、鼻
の粘膜にある嗅覚細胞を刺激します。この刺激が一種の電気
信号となって、脳に伝えられ、そこで初めて“ ニオイ” として
自覚される仕組みになっています。

嗅覚の特徴

1. 順応しやすい。

嗅覚は順応しやすく、どんなニオイにも素早く慣れてしまいます。順応しやすいということは、疲れやすいということでもあります。最初は気になっても、ニオイを嗅いでいるうちに気にならなくなるのは、人間の嗅覚が疲れやすいからなのです。

2. 個人差が大きい。

人の嗅覚の能力は、人種や性別、年齢によって、かなりの差があります。同環境、同条件で生活していてもかなりの差が見られます。性別で言えば、男性より女性の方が嗅覚は比較的優れていますが、生理中は急激に鈍くなることも知られています。

3. 訓練で伸ばすことができる。

嗅覚は、訓練によって鍛えることができます。香料を調合したり、香りを創り出したりすることを仕事としている、調香師という人たちがいます。調香師たちの優れた嗅覚は、生まれながらにして備わっているものではなく、まさに訓練によって伸ばされたものです。

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